Monsieur.MのFEHでフランス語

スマホアプリ「ファイアーエムブレム ヒーローズ」を楽しみながら、フランス語も嗜んでみるブログ

新英雄召喚「ムスペルの三将」開催!

Bonjour ! Monsieur.Mです(^ ^)

英雄図鑑にシルエットが追加されたこともあり、実装が近いと思われていたストーリー2部の敵将3名が、新英雄召喚「ムスペルの三将」で遂に登場します!

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では、9月20日正午に公開された映像から抜粋した画像と共に、詳細を見てみましょう。


「地獄の底の ヘルビンディ」

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声は中井和哉さんです。FEHでは今回が初担当だと思いますが、声優界に疎い私でも存じ上げている有名声優さんです。Enchanté !

絵は「妖艶な花/春色の暗夜王女 カミラ」「暗夜の騎士 マークス」を描かれた前嶋重機さんです。後述のレーヴァテイン・レーギャルンを含め、ストーリー2部の登場人物全員を担当しておられます。

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↑いかにも野蛮な見た目とは裏腹に、捕虜のユルグに対して心優しい一面を見せていたのが印象的です。

固有武器【ビューレイスト】は、いわば【〇〇の波・奇数2】が4種全て付いているのと同義なので非常に強力です。効果が発動しない偶数ターン時や【パニック】【恐慌の奇策】等の+強化反転にさえ気をつければ猛威をふるいます!

特筆すべきはAスキル【緑の死闘・歩行】ですね。該当ユニットに装備すれば闘技場での部隊スコアが上昇するため、より多く報酬アイテムを得たい初心者にはありがたいスキルです。

また、部隊スコアの算定方式の都合上、高階級を狙う場合は部隊編成が能力値の高い重装タイプに偏ることが多くなります。スコアの近い部隊と対戦するため、対戦相手もまた重装部隊が多くなり、マンネリしているエムブレマーもいらっしゃるかもしれません。これまで闘技場ではスコアの関係で使わなかった「祭の歌姫 アクア」などの再行動ユニットに装備する方が増えると、現状より一層スリルの増した闘技場ライフを送れる…かも?


「炎剣 レーヴァテイン」

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声は釘宮理恵さんです。彼女もまたFEHは今回が初担当のようです。Enchanté!

絵は先程ご紹介しました前嶋重機さんです。

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↑ストーリー2部のオープニングにも登場し、先陣を切ってアルフォンスと対峙しています。

自身と同じ名前の固有武器【レーヴァテイン】はブレード系魔法同様、受けている+強化を攻撃に加算する強力な武器です。補助無しでも【攻撃3】の効果を持ち、剣ユニットの中でも段違いの攻撃性能を秘めています!

彼女の所有スキルで気になったのはCスキル【速さの波・奇数】です。これで【〇〇の波・奇数】は全種類実装されました。波系スキルも残るは【攻撃の波・偶数】のみ。いつ来るかなぁ(^^;)


「炎剣の鞘 レーギャルン」

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声は田村ゆかりさんです。ムスペル将担当のお三方は全員がFEH初担当だったんですね。Enchanté!

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↑冷静に特務機関組の動向を分析するレーギャルンさん。ムスペルを強く憎むフィヨルムも、スルトと違い品性高潔な彼女のことは一目置いていました。

彼女の固有武器【ニーウ】は相手が+強化を受けているほど自身の能力を上げる効果を持っています。効果発動が相手に依存するため、使い勝手は前述の2名ほど良くはないように思われますが、相手ユニットの動きを予想できる大英雄戦だと活躍してくれそうです。また、闘技場で相手の防衛部隊にいると厄介な存在になりそうです(ー ー;)

他の所有スキルも優秀かつ入手難易度の高いものが揃っておりますが、やはり注目はヘルビンディと同じく闘技場におけるスコアを上昇させる【赤の死闘・飛行】ですね。飛行タイプはマップの地形を無視して移動できるうえ、【空からの先導】など味方の移動を補助するスキルも豊富なため、部隊にいると動きやすさが大きく変わります。闘技場で活躍させたいお気に入りユニットに継承したいスキルですが、私はストーリーに登場した時からレーギャルンさんが好きになってしまったので、継承に使うのは遥か未来のお話です。継承が先か、サービス終了が先か…笑

 

個人的評価としましては、能力値次第ではありますが、3人とも非常に強そうなユニットでした。皆様は誰を狙いますか?それとも伝承英雄召喚に向けてオーブを温存しますか?Monsieur.Mは手持ちのオーブでブレイザブリクを連射しますので、良い結果を共に祈ってくださいな(懇願)

ともあれ、召喚に臨まれる方々にどうか素敵な出会いがありますように!

 

ではまた。Au revoir !

「伝承の神将 アイク」の召喚シーンを日仏比較!

Bonjour ! Monsieur.Mです(^ ^)

先日ブログデビューを果たし、自己紹介のご挨拶を初記事として投稿した次第でございます。前回を「はじめに」とすれば今回が本格始動の第一歩!はりきって参ります!

 

さて、そんな記念すべき回に誰を取り上げるべきか…FEシリーズの初代主人公マルス王子にするか(私自身、FEとの出会いがニンテンドーDSソフト「新・暗黒竜と光の剣」のため思い入れもあります)、あるいは私のお気に入りミネルバ王女か…選択に迷いました。

結果、誰でも仲間にでき、初級から高難度のマップまで頼りになる「伝承の神将 アイク」に先陣を切ってもらおうと決めました!

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というわけで、今回はアイクの召喚シーンを日仏比較します!

まずはおなじみの日本語版↓

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グレイル傭兵団のアイクだ。

伝承の…英雄…? よくわからんが、俺で良ければあんたたちの力になろう。

多くは語らないアイクさん、突然呼ばれて事情もサッパリなのにとりあえず助けてくれる優男です。

そのフランス語版がこちら↓

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Je suis Ike, des mercenaires de Greil.

Je ne comprends pas vraiment ces histoires de « héros légendaire », mais je vous aiderai.

1行で途切れたときは「…えっ、それだけ⁉︎」と彼の無愛想ぶりに戸惑いましたが、ちゃんと続いて一安心。笑

それではフランス語版台詞を確認してみましょう!

 

Je suis Ike, des mercenaires de Greil.

Je suis(ジュ スィ)~ は「私は〜です」の意味です。英語のI am ~ と同じですね。名前や職業など、自身の情報を後につけるだけで簡単な自己紹介の文が作れますので、これだけでも覚えて帰ってくださいな(^ ^)

ちなみに名前を述べる際、Je suis ~ でなくJe m’appelle(ジュ マペル)~ を使うこともできます。「私の名前は〜です」にあたりますが、英語のMy name is ~ とは文の形が異なり、直訳すると「私は私を〜と呼ぶ」となっています。日本語話者から見ると少々変わった言い回しと思うかもしれませんね。

mercenaire(メルスネール)は「傭兵」で、des mercenaires(デ メルスネール)は複数の傭兵を指します。フランス語の複数形は単語の語尾にsを付けるだけでよく、発音も変わらない簡単仕様です。ならば文字の見えない会話などの際に数がわからず困るんじゃ…と思いました?そこでdesが活躍します。名詞の前に付く冠詞というものの一種で、desは後ろの名詞が複数形であることの証になります。字面が見えない名詞の単複は直前の冠詞で判断しましょう。

 

Je ne comprends pas vraiment ces histoires de « héros légendaire », mais je vous aiderai.

comprendsコンプラン)は「理解する」です。フランス語の動詞は主語に合わせて形を変える特徴があり、辞書で検索するときなどに使う原形はcomprendreコンプランドル)です。

フランス語の文は英語のように主語→動詞→目的語云々という順番で組み立てますが、「~じゃない」と否定の文を作りたいときは、動詞の前後をne(ヌ)とpas(パ)で挟みますvraiment(ヴレマン)は「本当に」という意味ですが、pas vraimentのときは「大して~ない」となります。

histoires(イストワール)は「歴史」「物語」です。英語のhistoryと同じ意味で、字面も似ていますね。ここで後ろのsが気になったあなたは複数形のルールを覚えている証拠!(^ ^)

前のces(セ)は指示形容詞と呼ばれるものです。基本形はce(ス)。日本語だと「この、その、あの」は距離的な違いで使い分けます(例:このスマホ←手元にある、あの建物←遠くにある)が、フランス語の指示形容詞ceは本当に「指示」するだけで遠近の内容は示さず、各々の文脈次第で遠近が決まります。とりあえずceを使っていれば良いとも言い換えられますし、文脈判断も我々が普段やっていることと変わらないので、案外ラクなものです。

héros légendaire(エロ レジャンデール)、字面や文脈で推測できた方も多いでしょうが、それぞれ「英雄」「伝説の」です。フランス語の大きな特徴で、形容詞は多くの場合、後ろから名詞を修飾します。カルチャーショック、受けてますか?笑

mais(メ)は「しかし」です。話題の転換や、相手に譲歩しつつ意見をちゃんと述べるときなど、覚えておくと表現の幅がグッと拡がりますよ!

aiderai(エデレ)は動詞aider(エデ)の未来形で「助ける、手伝う」の意味。Je vous(ヴ)aiderai. は「私はあなた達を助けよう。」となります。本来は名詞→動詞→目的語の順になるフランス語文ですが、一部の場合で目的語が動詞の前に移ることがあります。ちなみにフランス語で「愛してる」をJe t'aime.(ジュテーム)と言うのは割と知られていますが、これも目的語の「君を」が前に移動してる一例です。

 

まとめると、当然と言えば当然ですが、台詞の内容自体は同じでした。強いて言えば、日本語版の「伝承の英雄」の部分が、フランス語版では直訳すると「その『伝説の英雄』の物語」となっていたことくらいでしょうか。もっとも、伝承という言葉自体が古くからの「言い伝え」を伝えるという「物語」の意味合いを含んでいるようですが…

 

いかがでしたか?普段使っている日本語も他言語と比較してみると、少ない文字数で豊富な意味を詰め込められる力を秘めていることに気づかされます。

こんな簡単な文章でもじっくり見ていくと、フランス語のエッセンスがたくさん含まれていました。一度に全て覚える必要なんてありません。なんならフランス語と日本語がミックスしちゃったっていいんです、「Je suis カイシャイン」なんて風にね。その時ふと「会社員」のフランス語が気になったらお手元の機器で探してみてください。気が向いたら、ご紹介したフランス語のルールを忘れちゃったら、またいつでも見にいらしてください。大歓迎でございます(^ ^)

 

ではまた。Au revoir ! 

Enchanté!

はじめまして!

この度、当ブログ『Monsieur.MのFEHでフランス語』を立ち上げました、Monsieur.Mムッシュ エム)と申します。

 

突然ですが、皆様は「FEH」をご存じでしょうか?

Google Playの「2017年ベストゲーム」にも選出されたスマートフォンアプリ「ファイアーエムブレム ヒーローズFire Emblem Heroes」を指し、私を含め多くの方々がお楽しみになっていることでしょう。

そんなFEHですが、国内のみならず世界中で愛されており、諸外国のエムブレマーも楽しめるように複数言語に対応しています。

この設定は各プレイヤーが自身の言語に合わせてFEHを楽しむための機能であり、普通に遊ぶ際には一度「日本語!」などと選んでしまえば後は無用になります。

が、せっかくの機能が勿体無い、MOTTAINAIデスヨ!

 

…と思った私は、対応言語の一つであるフランス語に焦点を当て、フランス語版のFEHで登場する名称や文章と日本語版のそれらを見比べてみたり、あるいは単純にFEHのゲームプレイ日記(?)を綴ってみたり…縁あってご覧くださる皆様と共に、気ままに楽しめるブログを作りたいなぁと思い此度のブログ開設に至りました。


私自身ブログ開設は初めての試みで、見切り発車感の否めない状態ではありますが、FEHをプレイしている方やフランス語に興味のある方はもちろん、これから様々な方に楽しんでいただけるブログになれば幸いです。

どうぞよろしく(^ ^)

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